改憲阻止
第3回実行委員会
日 程:2013年4月22日(月)18:00〜20:00
会 場:豊島区民センター
参加者:28人
1 学習会
はじめに学習会として小森陽一さ
ん(九条の会事務局長、東京大学教授)が自民党の憲法改正草案について解説するDVD「あぶない憲法の話」を観ました。
2 事務局報告
それをふまえてこうした改憲策動
を阻止する運動をどのように作っていくか、事務局長から次のような提案がありました。
- 第1に、前回の実行
委員会で出されたみなさんの意見をふまえて「『戦争する国』ゴメンです!」のポスターを作成しまし
た。これは当面1000枚印刷して1枚50円で配りますので、ぜひ東京中にこれを貼って下さい。
- 第2に署名用紙「日
本国憲法第96条、第9条の「改正」は許さない!」の素案を作って来ました。これを使って対話し市
民の過半数から署名を書いてもらう運動を提起したいと思います。これは選挙期間中でもできるし、ど
こかで集約して記者会見など開けば社会的なアピールにもなると思います。以上2点を提案します。
3 討論
このような事務局長の提案を受け
て、自由に討論しました。
- ポスターについて
は、「このようなポスターが全都で一斉に貼られるのは良いことだ」「でも文字が小さくて読みにくい
し、図案も少しわかりにくい」「図案がアメリカ軍っぽくて、日本の国防軍という感じではない」
「署名と同じようにポスターにも96条改憲の危険性を訴えたい」などの感想が出されました。討論の
結果、今回のものはポスターの第一弾という位置づけにして、今後、今回出された感想もふまえてさら
に第二弾、第三弾を作成していくことになりました。
- 署名については、
「この署名には提出先がないが、今回の運動はそれでいい。請願署名ではなく民衆に呼びかけ、民衆に
むけて発表する、いわば連判状のような運動だ」「署名欄に住所欄があるが、これも都道府県や市区名
ぐらいで十分。詳しく書いてもらう必要はない」「取り扱い団体もそれぞれ地域の九条の会の名前を入
れて集めよう」「自前の独自の署名運動を取り組んでいる会はそれを続けてもらえばいい。趣旨は同じ
なんだから対立させないで一緒に取り組んでいこう」「ただ署名欄の枠が小さいし、趣旨説明文が長す
ぎる。そこは改善してほしい」などの意見が出されました。署名用紙を改善して発表する、どういう署
名を集めるかは各地の九条の会で自主的に選択してもらう、大事なことは住民と憲法問題の対話を進
め、改憲反対の意思表明を集めることだという点でまとまりました。
- 以上に加えて、各地
の九条の会の活動についても相互に交流し、地域の九条の会の再活性化をいかに進めていくかについて
も経験と悩みを交流しました。
4 福島現地視察のご案内
実行委員会の終わりに、事務局から福
島県九条の会から届いた「現地視察のご案内」について紹介がありました。福島県九条の会では全国各地の
九条の会宛に、福島第一原発事故の現地視察ツアーをしたい方々に現地案内を派遣するという取り組みをし
ているので、現地視察ツアーをしたい会は積極的に活用して下さい、との紹介をしました。
次回の実行委員会は5月28日(月)18:00〜20:00、豊島区民センターです。
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