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★東京大交流会(2012年)
★ニュース『生きいき憲法』
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東京大交流会
第16回実行委員会の記録
日
程:2012年9月10日(月)18:00〜20:00
会 場:けんせつプラザ東京
参加者:25人
1 事務局報告
最
初に事務局長から以下の報告があった。
(1) 9月29日に九条の会主催の講演会について。小森陽一さん(九条の会事務局超)からの手紙を代読して、参加のとりくみを広げることを確認した。ま
たスタッフが多数必要となるので、東京にある九条の会として積極的に協力したい。
(2) 7.1大交流会の総括について。別紙にあるような総括を提案した。
(3) 今後の活動について。小泉〜安倍内閣時の改憲策動を国民の運動が押し止めたことは9条運動の大きな到達点だが、いま、消費税増税・TPP参加・原
発再稼働・比例定数削減、そして9条改憲を「大連立」で強行しようとしている。これを許さないために「地域」に、「憲法がいきづく社会」を「憲法を武器」
に「幅広い層」とつながっていく必要がある。具体的には次のような活動を提案したい。
ア.空襲・戦災など戦争の惨禍を語り継ぎ、繰り返さない思いをひろげる活動。
イ.戦後、日本は9条によって平和の国際貢献をしてきていることを語り広げる活動。
ウ.地域、職場、学園で憲法25条が活かされているか、対話と学習を広げ、9条とつなげる活動。
エ.東京全体にネットをひろげ、事務局体制を強化する。
2 討論
以
上の報告を受けて、自由に討論しました。
議
論の内容な大きく3つにまとめることができます。
第一は、各地の九条の会の取り組みを紹介しあいました。あきる野市では10月27日に予定されている「横田基地もいらない!市民交流集会」が準備されて
います。大田区ではブックレット『未来に伝える大田の平和』を製作していることが紹介されました。八王子市では10月6−7日に「平和を愛する文化祭」が
開かれ、6日には学生もまじえた市内の9条の会の共同企画も催されます。在日の9条の会を作りたいという声も出されました。
第二に、東京全体に9条運動をネットワークをひろげるという提起に関わって、西東京市でも休眠中の会に声をかけ、また新しい会を立ち上げるなどして、連
絡会としての9条運動を活性化しようとしている。さらに青梅、福生、西東京の九条の会の事務局長はそれぞれの会の事務局に入り、3つの会が相互に緊密に連
絡を取り合える体制にしたことも新しい工夫のひとつとして紹介されました。
第三に、解散総選挙が近いが、民主党・自民党・公明党に維新の会など、改憲を掲げた政党が連合して打って出てくることが予想される。こうした情勢につい
ての学習会が必要だという提起があった。またその学習会を各地で開いていくことを運動化する必要があり、東京連絡会は講師派遣するなどのサポートをするべ
きではないかとの意見も出された。他方、そうした改憲策動批判も大事だが、それだけでは受動的なので、もっと能動的に歴史を振り返りつつ、現憲法の価値を
押し出しひろげるような運動が大切だとの意見も出された。
大交流会の実行委員会としては今回で終わりとし、次回から今後の運動を考える懇談会とします。
次回懇談会は、当初10月29日(月)に開催する予定であったが、緊急大学習会を開催することになったため、懇談会は11月に開催することにする。
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