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★ニュース『生きいき憲法』
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東京大交流会(仮称)
第2回実行委員会の記録
日
程:2011年6月20日(月)18:00〜20:20
会場:東京労働会館会議室
参加者:33人
まず事務局長から、この間の取り組みについて4点の報告がありました。
(1)「九条の会講演会」が6月4日「未来世代にのこすもの 私たちは何を『決意』したか」というタイトルで開かれ、2000人の参加で成
功した。
(2)都丸哲也さんが高齢を理由に「東京連絡会」の代表を退任された。
(3)ニュース「生きいき憲法」の編集部体制を一新した。
(4)5月20日の大学習会(渡辺治氏の講演)を収録したDVDが完成し、1枚800円で普及を開始した。
次いで討議事項として次の2点の議題が提起されました。
(1)東京大交流会(仮称)については以下のように提案したい。
@時期は来年6月の日曜日。
A場所は私立高校か大学を探す。
B規模としては全東京(23区と多摩の合同)で1000名程度。
Cもち方としては全体会、分散会、分科会の3つ。
Dその目標は「震災・原発問題について九条の会らしい柔軟な取り組みを探求し、その陰で進行する改憲派の動きを警鐘をならす活動に取り組む。そうした活動
を重ね、来年6月に再び一堂に会して、その到達点を確認し、東京における九条運動を「一里塚」から第二段目へと跳躍させる」ことにある。
(2)九条の会として震災・原発問
題にどう関わるかをめぐって意見交換をしたい。
以上の報告・議題提案を受けて、自由に討論しました。以下は主な発言です。
- 事務局:宮城の九条の会から「とにかく見に来い」と言われた。また福島県の九条の会とも連絡が取れる。両県の会を訪
問して懇談したいと思う。
- 大田区:大交流会についてですが、分散会と分科会はどう違うのか?
→分科会はテーマ別に集まって交流するもの。分散会は特にテーマは決めずに交流するもの。
- 事務局:大交流会にむけて「小学校区単位につくる」という目標をきちんと持つことが大事だと思う。交流でもそのテー
マを取り上げたいと思う。
- 目黒区:「九条改憲を許さない」が一致点だが、少し固く・狭くなっているように思う。もっとおおらかにとらえればや
るべきことは沢山ある。来年6月までに何を取り組むのかが大事。
- 事務局:来年6月までに何を取り組めたか、それを確認するのが大交流会。震災・原発問題では「安全」がキーワードに
なっているが、そもそも日本の「安全」こそ九条運動の原点のはず。
- 事務局:大交流会の内容は情勢次第で変わる。今の段階では日程と場所だけ確定させておけばいいのではないか。
- 大田区:今日の学習会にあったように「つくる会」系の教科書を採用させない運動が大事。NHKの「坂の上の雲」は明
治期から太平洋戦争への歴史観を修正しようとしている。こうした動きを批判する必要がある。また労働組合は、いま本来の役割を果たしているのか、それを問
わなければいけない。今そういう課題がある。
- 湯島:毎年5月3日に開かれる憲法集会に九条の会として参加することを提案したい。のぼりを持って、宣伝もして、デ
モをやろう。
- あきる野:九条の会の出発点は「有権者の過半数を獲得しよう」だった。しかし、まだまだ1.5%ぐらいの到達ではないか。あきる野でも九条の会の名前をもっと
前に押し出していこうと思う。
- 西片町教会:3.11以
降、自衛隊が救援活動で評判を高めた。そこにはこれを好機に本物の軍隊にしていこうとする意図があるが、実は逆に自衛隊はその非軍事的役割ゆえに評価を高
めたのであって、逆に脱軍隊化を求めるチャンスなんじゃないかと思う。
- 江北:今日、署名行動をしたが、震災・原発問題でないと反応が良くない。
- あきる野:大交流会のもち方だが、少人数で多数部屋でやるより、大人数で少数部屋の方がいいと思う。
- 事務局:いや、でも少人数でやることも大事だと思うが。
- 大田区:集まっても、知り合うことはできるが、本当に交流するというのは大変。イメージがわかない。
- あきる野:ホームページを持っている会は多いけど、なかなか更新が大変。facebookなど新しいツールを考えてみたほうがいいのかも知れな
い。
次回の実行委員会は8月1日(月)18:00〜20:00、豊島区民センターです。
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