第6回懇談会の記録
日程:2011年4月25日(月)18:00〜20:20
会場:エデュカス東京・地下会議室
参加者:30人
まず最初に事務局から次の4点について報告がなされました。
(1)5/20
大学習会の成功にむけて
いま日本は未曾有の非常事態にある。このどさくさにまぎれて改憲・増税などの策動もある。この非常事態において生命を守り、被災者を主体とした復興に道を
つけることこそ憲法を守り活かすことになる。こうした今の情勢のあり方を学び議論していくことが九条の会運動にとって大切です。この学習会成功のために
「東京9条まつり」で協力関係になった様々な団体に協力要請してきましたが、本当の主体は九条の会であるはず。各地域の会でも積極的
に参加者を広げてもらいたい。
(2)大交流会と大イベントについて
前回の懇談会で2012年6月に大交流会、2013年秋に大イベントをやろうという提起をし、それぞれ持ち帰って協議をしてもらうことになった。今日は
その結果を出し合って討論したい。事務局としては次回(5月30日)に実行委員会を立ちあげたいと考えているが、いかがでしょうか。
(3)5.3
憲法集会について
5月3日の憲法集会には積極的に参加しましょう。
(4)人事・財政問題について
事務局の専従者が退任されるので代わりの人を探しています。来月には新しい方を発表します。また財政はひきつづき逼迫しています。基本は年額賛同金を増や
すことです。ぜひまわりに広げて下さい。
以上の報告を受けて自由に議論しました。以下のような意見が出されました。
- 5/20の大学集会はいま本当に求められている企画だ。必ず成功させよう。
- 大交流会について持ち帰ると言ったが、自分たちの区では明後日、事務局会議があるので、まだ話し合えていない。
- 私の区でも明日話し合うことになっている。
- では、各地域の持ち帰り協議は引き続きしてもらうことにして、どれぐらいの参加者になるかは不明だけど、実行委員会
を5月30に立ち上げる方向で準備を進めていいでしょうか。
- それは構わないが、やはり多くの地域から参加者がでるようでないと困る。そうなるようにしたい。
- 西方町教会九条の会ですが、南京大虐殺をテーマにした2人芝居「哀しみの南京」の上演運動をしている。戦争の加害の
罪を考える企画です。ぜひみなさんも来てください。
- 私の地域でも橘家扇三さんの公演を企画している。ぜひよろしく。
- あきる野九条の会が所蔵していた「戦争柄の着物」が小学館が出版する『ジュニア日本の歴史』第6巻でカラーグラビア
で紹介されました。
以上の討論を経て、全体で5月30日には東京大交流会(仮
称)の第1回実行委員会を開催することを決定しました。
なお、この討論会の中で出席者の一人の方(九条の会に関わっていない方で「自主憲法制定に賛成」の立場の方)から東京連絡会に「憲法改定の是非をめぐって
様々な立場から討論する場を設定してもらえないか」との要望が出されました。この要望については、「九条の会は憲法9条を守ることを一致点とした集まりな
ので、そこが“様々な立場から議論する場を設定する”ことは考えにくい。そのような場を求めておられるなら他の団体に要請された方がいい」としてお断りを
しました。
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