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 ★ニュース『生きいき憲法』




東京9条まつり
第12回実行委員会(総括討論)の記録


日程:2010年11月29日(月)18:00〜20:20
会場:エデュカス東京・地下会議室
参加者:36人

最初に事務局から以下の3本の報告をしました。

1 報告1: 総括にむけての問題提起
  • 「まつり」はとても盛況な催しとし て大成功しました。具体的には、小学生から99歳まで幅広い出演者で様々な企画が催され、3000人を越す来場者があり、「一日ではもったいない」「元気 がでた」などの感想が寄せられました。また特に事故やトラブルもなく無事に終了できたこともよかったです。
     このような「まつり」を通して、戦争の歴史、平和の尊さ、人間を大事に豊にすることが平和の礎であることなど参加者が様々な角度から見つめ直すことがで きたのではないか思います。
  • 今回は最後の実行委員会なので、こ の「まつり」をどう総括するかを話し合いたいと思います。総括する上での評価基準としては以下のものがあると思います。@そもそも「まつり」をやることに した目標がどこまで達成できたのか、A準備の進め方や当日の運営の仕方はどうだったのか、B財政はどうだったのか。その総括の材料として、この後、アン ケートについてと財政についての報告を別途します
  • 最後に、この「まつり」の記録をど のような形で残すかという問題があります。これについても積極的に提案してもらえたらと思います。
2 報告2: アンケートについて
  • 当日会場では54通のアンケート回 答がありました。いずれも「まつり」についての熱い感想でいっぱいです。これを今、ワープロに起こしています。本日は要点だけピックアップした紙をお配り し、また現物を回覧しますので、総括の材料としてお読み下さい。

3 報告3: 財政について
  • 財政はまだ最終確定ではありません が、おおよその結果を報告すると、現在わずかの赤字という状態です。しかし、支出は多分これ以上増えないと思いますし、収入については「成功協力券」の未 回収分がまだありますので、これと若干のカンパがあれば赤字を解消することができると思います。大過なく済んだと言えると思います。
以上の報告を受けて自由に討論を行いました。 以下、主な発言を紹介します。
  • 記録についてですが、各企画の主催 団体から企画の意図・内容・感想などを書いてもらったらいいのではないか。
  • 地元(大田)の参加動員を頑張りま した。最初はどういう趣旨の催しなのか、意味がわからないまま参加しましたが、これだけの企画をやる中でいろいろな人や団体とのつながりができた。これは 今後の運動を広げる礎となると思います。そういう点が総括として大事だと思います。
  • キリスト者ですが、韓国の教会から も参加者が1名ありました。「このような運動が日本にあることをぜひ韓国に広めたい」と言ってくれました。記録は取り組んだ人の感想をまとめることも大事 だと思う。そういう機会をつくってほしい。
  • 在日韓国人だが、日本では平和運動 をする人の中でも差別が残っている。どういう運動をしていくのか、それが問われている。考えてほしい。
  • 今回の「まつり」は大成功だと思う が、それは企画力がすごかった。他方、800以上あると言われる東京の九条の会がはたしてどれぐらいつながれたのか、それが課題だと思う。多摩地域では運 動を広げようとしても乗ってこない現実がある。今後この「まつり」をどんなペースで開くのかわからないが、それを通じてどうつながりを広げるかが大事だ。
  • 当日の企画としては満蒙開拓団の展 示がすばらしかった。
  • 全国の知り合いに今回の「まつり」 のチラシを送ったら驚いていました。しかし、逆に欲張りすぎな企画だったとも言える。どこに行っても一杯で入りきれなくて、結局、食堂でたむろしている人 も出た。そういう点は改善の余地がある。また今回は九条運動の交流の企画がなかったが、そういものもあった方がいいと思う。
  • 今後どんなペースで続けるかだが、 2年に1回は多すぎる。続かないと思う。5年に1回でもちゃんと継続することが大事だ。
  • この「まつり」に参加するためにプ レ企画もやったし、バスも貸切で行った。五日市憲法企画で他の地域とのつながりもできた。総合力を発揮できたと思う。帰りのバスで感想交流をしたが、みん な満足していた。
  • 土建は当日、警備の要員を出した が、その指揮系統が曖昧で、何をしたらいいのかよくわからなかった。
  • 私の地域ではチラシ1000枚をま いたが、参加者は5人にとどまった。しかし、五日市憲法の共同企画をやることで人と人とのつながりができた。これは宝物であり、これこそ本来、東京連絡会 で目指したものだと思う。今後のペースについては、毎年は無理、2年に1回も無理だと思う。地域の会を育ているような見地で進めてほしい。
  • 私の地域でも取り組みが弱く、参加 者は少なかったが、参加した元区長が感激して多額のカンパをくれました。
  • 私の地域からはワルシャワ大学の教 授の女性(ポーランド人)が参加しました。
  • 感想文を読んでみるとこの「まつ り」は目的に照らしても成功だったと思う。九条の会のつながりについても土建を入れれば600近くいくのではないか。参加具合は地域によって様々だが、広 がりを作りつつある。
  • 当日、NPJがインターネット中継 をしていて、それを見て参加した人もいた。インターネットだからもう世界的に発信されたわけだ。それから東京には800以上の会があるのだから状況はいろ いろある。今回積極的でなかった会にも今回の「まつり」の報告をきちんとして、成果を広げていくことが大事だろう。
  • 今回の「まつり」でものすごいエネ ルギーがこの東京にあることがはっきりした。人材も企画力も東京にはあるんだとわかった。それも組織的な締め付けがなくて自主的にこれだけのことができ た。のびのびできた。できれば毎年でもいいと思うが、まぁ2〜3年に1回なのかな。
以上の討論の後、以上の討論を事務局がまとめ て総括文書を作成することにし、最後に都丸実行委員長が締めくくりの挨拶をしました。

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