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★ニュー
ス『生きいき憲法』
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日程:2010年5月17日(月)18:30〜20:30
会場:豊島区民センター
参加者:
講師:川田忠明氏(日本平和委員会)
1 核兵器のない世界を! NPT再検
討会議
「草の根の反核運動が世界を動かす、このことを目の当たりにして感銘を受けた」とNPT再検討会議へのニューヨーク行動について語る川田さん。冒頭から
その感動が伝わってきました。そして、パワーポイントを使って現地での行動や発言をリアルに報告していただきました。
最初に、NPT再検討会議を前にして行われたNGO主催・国際平和会議総会での、潘基文国連事務総長の「『核兵器のない世界』は、強い意志があれば達成
できるのです。私は、核兵器禁止条約を核保有国に迫ります。政府を動かすのは、みなさんの力が必要です。各国政府に迫りましょう」と市民との共同を訴える
素晴らしい挨拶の紹介。
つづいて5月2日のタイムズスクエアにあふれる1万5000人の核兵器廃絶の大パレードと1時間以上もパレードの到着を待って690万余の署名を受け
取ったカバクチュランNPT再検討会議議長のエピソード。その議長は、翌3日のNPT再検討会議の開会挨拶で「昨日、私は署名を受けとりました。市民社会
の核兵器廃絶への熱望は大きい。私たちは、これに応えなければならない」と述べました。そして、国連本部総会議場で書名の提出式。「核兵器廃絶のための交
渉を始めよう」──署名と国際政治の投げれがピタリと一致しました。
NPT再検討会議は、5月28日に終わります。重要なポイントは、核兵器廃絶プロセスの交渉開始です。世界が注目しています。その中で残念なのは日本政
府の態度。外相の参加もなく、存在感がなく恥ずべき姿をさらしています。関連して重大な問題となっているのが核密約問題。被爆国日本の政府がダブルスタン
ダードをとる限り国際社会の信頼を得ることはできません。
2 「抑止力」のウソと現実、普天間基
地問題
日々脅かされる沖縄県民の平和的生存権。「移設」方針は、完全は失敗です。政権交代は米軍基地撤去の絶好のチャンス。09年のエクアドル・米軍マンタ基
地撤去にみられるように世界各地の政権交代で8割が外国軍の基地撤去が実現されています。にもかかわらず鳩山政権は、「抑止力」として必要だから、「日米
安保」があるからという「理由」で「移設」にしがみついています。
では沖縄にいる海兵隊は「抑止力」か。海兵隊は、介入と侵略のための攻撃部隊であり、「抑止力」肯定論者でも合理化できません。戦争を「抑止」する力は
9条を掲げる交渉。それは道義的にも高い評価を受けます。すでにアジアの平和共同体の発展は、東南アジア有効協力条約(TAC)、ASEAN地域フォーラ
ムの発展にみられるように大きな流れとなっています。武力によらない紛争解決への一例が南沙列島問題です。
一方、その障害となるのが日米軍事同盟です。鳩山政権が本腰でアメリカと交渉できない原因が「日米同盟基軸」「日米安保絶対」にある。「安保絶対」にす
るな、沖縄・国民世論を力にせよ。いま、沖縄と連帯した国民的運動が極めて重要になっています。『私たちは、沖縄県民と共に、基地のない平和な沖縄日本を
めざし(ます)』(徳之島の署名の言葉)
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