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第2回交流会の
記録
「今
年の総選挙に向けて」
日時:2/23(月)18:30〜20:40
場所:豊島区民センター5階音楽室
参加者:37人
第2回交流会の様子を報告します。
最初に島田修一弁護士から「9条をめぐる情勢」について40分程、ミニ講演をしてもらいました。
ついで、以下の3つの会から経験を報告(各10分)してもらいました。
- 下町人間・天狗講九条の会から
政治・選挙に関わらないで改憲阻止はできない。下町人間・天狗講の会としては2007年の国民投票法の時にもパンフレットを出した。また、この間、映画
「日本の青空」の上映会にも取り組んできた。今年の総選挙では候補者にアンケートをとって改憲か護憲かの態度を明らかにしてもらうようにしたい。
- ねりま九条の会から
ねりまの会では、すでに12/15締切りの候補者アンケートを取っており、3人の候補から返事がきた(民主党1人、共産党2人。いずれも護憲と回答)。返
事をくれた候補者と対話もし、九条の会に入ってほしいとの訴えもした。練馬区では生活者ネットも九条の会をつくっており、創価学会にチラシやポスターをお
いてもらっており、公明党区議とも対話している。文字通り超党派的な結集をめざしており、今後は子育てや教育をテーマにした取り組みを進めていきたい。
- 高島平九条の会から
参議院議員に対して「改憲の手続きを進めない」旨の要請を行った。できる限り多くの会派・議員に申し入れて、秘書などと面談した。地域では文字通り草の根
の活動を進めることをスローガンに学習会などを取り組んでいる。
この後、質疑応答に入り、東大和、中野、マスコミ、足立江北、中央区、高齢者、北区、西東京、科学者、豊島などの会から14人が発言をしました。上記の3
つの
会に対して、どのような議論をしてきたのか、どのように活動しているのかなどの質問が出ると同時に、候補者アンケートなどの取り組みを共同で行うかどう
かについても討論し、次のような意見が出されました。
- 3つの会の経験を興味深く聞いたが、自分の地域では、今、九条の会が総選挙に関与すれば特定の党派を推していると誤
解され、結集
の幅を狭めてしまうことになりそうだ。
- 九条運動への接近は地域・階層・個人によって様々だ。相手の実状に応じた工夫が必要。
- 個々の会が現場の状況に応じて自由に取り組むのはいいが、東京全体で共同行動を組むようなことはうまくいかないだろ
う。
- しかし九条を守る運動が政治から離れて進められる訳ではないし、九条の会が選挙に関わってはならないということでも
ない。何か考
えることも必要ではないか。
- 選挙を念頭においた取り組みと言っても、候補者アンケート以外にもいろいろ考えられる。情勢講演会や映画上映会など
も、選挙前に
主
権者によく考えてもらう効果がある。もっと柔軟な発想で創意工夫すべきだ。
- 九条の会の運動に取り組んでいる人の幅はまだまだ狭い。もっと広範な人々が集まれるよう本気で考えないと駄目だ。
交流会なので特に結論は出しませんが、自由闊達かつ真剣なよい討論ができたと思います。
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